実は、洗車こそが最大の盲点!
普通の洗車をしている限り残念なことなのですが、せっかく新車買っても高級コーティングしても、数か月もするとボロくなって台無しになってしまいます。実にもったいないです。
車好きにとって、普段から艶艶ピカピカな愛車を乗ったり眺めたりすることは、他には代えられない至福の時間ですよね。そればかりか、周りからもよく見られてビジネスやプライベートがさらに充実していくとオーナーさんからもよく聞きます。使い捨ての世の中で良いモノを大切にする心がけは素晴らしいことです。普段から車をピカピカに磨いておくことは、自分と家族と大切な人への最高のメッセージです。


ところで、あなたのクルマは、
コーティング後の艶輝きは今もキープできていますか?できてないとすると原因は、
洗車の洗い方とコーティングの過信です。
この業界は、「磨まではやらない洗車屋さん」と「磨きをメインにするコーティング屋さん」とにざっくりと分けられます。
主に洗車屋さんは、スピード洗車を得意としていて、時間がかかるポリッシャーで磨きまでやりません。逆にコーティング屋さんは、時間をかけて磨きにこだわります。ただ、磨きにこだわるコーティング屋さんでも洗車は、ごく普通というケースも実際少なくありません。
磨きコーティングは、こだわりの施工店に頼んだカーオーナーさんも普段の洗車は、近場で頼むことが多く、しかたなく近くのスピード優先の〇○○〇スタ〇ド洗車やスピード洗車屋に頼んでいるというオーナーさんの声もよく聞きます。
全てのスピード優先の〇○○〇スタ〇ド洗車やスピード洗車屋が悪いわけではありませんが、これらの洗車業者や一般的な洗車業者は、カーシャンプーたっぷりの泡モコモコで安心とばかりに、泥汚れと泡を混ぜ混ぜにしてゴシゴシ手早く洗車するのが常識になっています。
多くの普通のプロがそうする理由は、カーシャンプー(洗剤)の泡の力でクッションになり洗車キズがつかないという机上の理論の研修を盲信してしまっています。よって、スピード重視で勢いよくゴシゴシ洗車してしまっているケースがほとんどです。
(写真でよく見るとわかると思いますが、泡だらけゴシゴシ洗いで泡のスジが出来ていますよね。この泡と一緒に砂汚れを一緒に引きずってしまっています。)
特に大切にしていない車には、従来の普通の洗車でもいいと思います。でも、こだわって大事にしている高級車や名車の洗車においては、極み洗車では、泡たっぷりゴシゴシ洗車を否定します!業界から反感をかったとしてもカーオーナーさんの大事にしている愛車を右肩下がりに劣化させたくないことのほうが、よっぽど僕にとっては重要です。新車は新車以上、中古車は新車並みにキレイで艶のある車に乗り続けてほしいと思っています。
まず、カーシャンプーの泡は、洗車キズを防ぐにはほぼ無力です!
その証拠に、世の中の99%が泡たっぷりモコモコ洗車してきているのに
洗車するほど洗車キズが増えてしまっているクルマであふれかえっています。
結論は、泡の力で洗車時のキズを防ぐのではなく、カーシャンプーの泡があってもなくても、洗車キズを付けない洗車方法で洗車する必要があるのです。

また、多すぎるカーシャンプーというのは、
目には見えないですが、すすぎきれずにボディに残ります。そして汚れを引き付けてしまいます。雨が降った後のあの嫌な黒スジ水垢の9割の原因は、
カーシャンプーの残留と雨汚れのハイブリッド汚れなのです。

また、コーティングしてあるから洗車はしなくても大丈夫ですよ。と営業マンに言われたとかのケースも少なくないと聞きます。でも残念ながら、現在の技術ではシミのできないコーティングや洗車しなくていいコーティングや塗装は存在しません。コーティングメーカーや塗装メーカーの先生達、無敵なコーティングや塗装ができたら教えてください。同志の代表達とで専用のブラックブースでエビデンスではなく現場検証します。
ただ、そうは言ってもコーティングをしていれば、していないクルマより艶々ではるかに汚れにくく、コーティング被膜がブロックしてくれるケースは多々あります。それでもコーティングを過信して放置してしまうと、塗装は侵食して再塗装しないとダメになってしまいます。なので、「面倒くさいな~」と思うかもしれませんが、スケール(汚れ)れを1日でも早く愛車のボディから洗い流す必要があるのです。
日常で大敵なのは、なんといっても雨です。(近年では近隣諸国の大気汚染などでレモン水レベルのPHの酸が強い酸性雨が降ってきていることも・・・)

雨に降られたら即時~72時間以内に洗車して雨汚れをボディから落とすことが大切です。
もし、雨汚れをちょっとでも放置しておくとどうなってしまうのでようか?
雨ジミ(スポット)がボンネットなどにひどく付いて洗車だけでは取れなくなってしまいます。

さらに洗車しないで放置しておくと最悪塗装を侵食してしまいます。

大切な名車を劣化をさせないためにもコーティングしていても過信せずに、
雨汚れを1日でも早く愛車のボディから除去する必要があるのです。
さらに、雨以上にクルマのボディを短時間でダメにしてしう3大悪は?
- 1つ目は、鳥のフン
- 2つ目は、花粉(主に2月~5月)
- 3つ目は、黄砂
特に鳥の糞は、ボディに付着しているのを見つけたら秒速で除去してください。塗装が溶けて劣化しクレーターのようになってしまいます。
(出先などで洗車できない場合 → ①500mLペットボトルなどに入れた水をマイクロファイバーにしたたり落ちる位に十分含ませて鳥フンを優しく取り除く ②水で絞ったきれいなマイクロファイバーで水滴優しくふき取り仕上げる)
続きは↓
洗車業界のウラ事情